Thursday, May 02, 2024 23:52

Archive for the ‘機材’ Category

KORGのKRONOSを街でみかけたときのためのチェックリスト

土曜日, 2月 5th, 2011

とにかくKORG好きの私は気になって気になって仕方がなく、
実機を確認することもせずに通販で買ってしまったKRONOSですが。。。
KORG KRONOS Official Product Introduction Movie
えぇ、予約ではなく買ったのです!
もうお金振り込んじゃったもんっ^^。

さて私のようなせっかちはそっちに置いといて。。。
このKRONOSちゃん、過酷なバンド活動に耐えうる機材なのか?
実機がお披露目されたときに以下は必ずチェックしないとですよ。

(1)本当に軽いか実際に持ち上げて確かめてみる
 KORGハイエンドワークステーションで重さ12kgというのは初めてではないですか。
 かのYAMAHA DX7ⅡやDX7sと同じくらいの軽さです。
 これでソフトケースで公共交通機関でも何とか普通に運べそうです。
 現在所有の初代TRITONは14kg、ソフトケースが2つもお釈迦になりましたToT。

(2)ちゃんと剛性があるか、両脇を持ってねじってみる
 持ち運び頻繁なバンドプレイヤーにとってみれば、頑丈さは大事です。
 疑問なのが、KRONOSは73鍵モデルが何故かピアノ鍵盤。
 実は、61鍵モデルと同じように73鍵モデルを作ると剛性で問題があるのかも。。。
 なんたって軽いといっても重いですからね。剛性は重要なチェックポイントです。

(3)ボディの裏に変な突起がないか
R0015099.JPG
  KORG TRITON(初代)はこんな出っ張りが!
 スタンドによってはこいつがつっかかって邪魔です。

(4)ボディの両端は割れやすくないか
R0015098.JPG
 私の愛器は2年目からもうこんな感じです。。。ToT
 キャリーカートで運ぶような方は特にご注意を!

(5)電源を入れて音が鳴るまでの時間はどれくらいか
 スペックを見れば、かのモンスターマシンOASYSとそこそこ同じです。
 OASYSの仕組みはパソコンなので、電源入れてLinuxカーネルが立ち上がり、 音色がロードされて音が鳴らせるようになるまで、場合によっては2分以上 かかるとか。我々のようなアマチュアバンドは、自分の出番になってはじめて楽器の セッティングを始めることになるので、電源入れて起動時間2分はさすがに問題ですね。 下手するとライブ選曲からどれか削らなければならないかも知れません。。。

(6)液晶タッチパネルは昼間でも良く見えるのか?
 もしあなたのバンドが、炎天下の野外でライブをやるならば、特にここは気をつけたほうが良いかも知れません。液晶はそれなりの熱で真黒になるかもしれませんよ。その昔、YAMAHA DX7Ⅱを持ちだしての野外ライブはこれで泣かされました。その機種はLEDの数字表示も出来たので事なきをえましたが。。。

(7)デフォルトで鳴らない音はどれくらいあるか?
 この機種のピアノ音のデータ容量は4GB、でも内臓メモリは1GB。ようするに、何かの音を鳴らそうと思うと別な何かの音をメモリから消さな
 ければならないのでしょう。DAW上のソフト音源ならば常識かもしれませんが、ハードシンセでこれはあまりイメージ良くないかもしれません。
 きっと、SGX-1のドイツピアノと日本ピアノのレイヤーなどは、メモリの関係上出来ないのかもしれませんね。私はしませんが。

 あえて書きませんでしたが、音の好みや鍵盤の弾き心地、使い勝手などがあなたにフィットするかはとてもとても重要でしょう。
 OASYSを見ている限りでは、TRITON以上に音づくりなどパラメータが豊富でめんどくさいでしょう。純粋に音楽以外のことで苦労したくない方などはひょっとしたら向かないかもしれません。苦労はDAWほどではないかも知れませんが…

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社会人フュージョンバンド「DFW」ライブです。
私の愛機KORG TRITON夕紀ちゃんの最後の雄姿となります。
凄腕EWI奏者J-LOUISIANA氏を迎えての新サウンドをお楽しみください。

日時:2011/02/13(日) 15:00ごろから。(5バンド中の2バンド目)
場所:ACT町田
   http://www.studioact.co.jp/
今回はT-S○UAREコピーがたっぷり!ジャパニーズフュージョン好きはぜひ!
当日券あるです。大人1000えん(ビール付き)
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1ビットサウンドの世界へようこそ!KORG MR-2

日曜日, 6月 27th, 2010

知る人ぞ知る、知らない人ぞしらないという。。。
我がスタジオにKORG MR-2がやってまいりました。

100626_MR2.JPG


軽く内蔵マイクでそこらへんの音を録ってみたりしましたが、本当にそのまま再生されます!あーちょっとびっくらこきました。
写真のように、MTRのマスタレコーダとしても使ってみました。KORG D3200でのマスタリングMIXで音質変化とか特にないのですが、MR-2でも音質変化なるものはありません。
MTRのマスターレコーダとして1bitで録り、Audio Gateでmp3に落としたものを公開していますので、お聴きくださいませ。
http://musictrack.jp/musics/22501
MTRでのマスタリングMIXをlameでmp3化したものとPCで聴き比べたのですが、この作品では何も違いを見つけることはできませんでした…
ちなみに、この4分程度の作品を1bitで録ると293MBのファイルになります。どんだけディスク喰うねん!
次回バンド練習では、ぜひライブリハーサル音をこれで録りたいと思います。

つづく

機材の故障その2

日曜日, 3月 1st, 2009

こういうことは続くものです。次は、長年愛用のメインミキサー。。。
0902_MIXER1.jpg
 Soundcraft SPILIT FOLIO LITE君です。出た当時は、安いミキサーはたくさんあれど、通した音のあきらかな違いに感動した記憶があります。あーこれが本物の音なんだ~って、勝手に満足。その当時使っていたRoland BX-600や、KAWAI MX8Rと本当に音が違っていて、こいつに通すだけで固めの芯が通った音になったんですって!
 とにかく十数年にわたり大活躍していたのですが、最近Lチャンネルがたまにレベルが下がってざらざらとノイズが…。それも、どこのインプットに入れても、どこのアウトプットから出してもなってしまうのです。
 さすがに、ここまで古いと修理も難しいかも。ということで、世代交代しました。本当はじっくりと各社試してみたかったのですが、作業に支障が出るので、とてもとても無難に。。。
0902_MIXER2.jpg
 YAMAHAさんの(機種名省略)。使ってみましたが、無難。このノイズのなさは、時代の進化なんでしょうか。とにかく作業はできますよ。この機材には、PCとの接続I/Fと、DAWソフトが付いています。今のプロジェクトでは”意地で”DAWは使いませんが、それが終わったらいろいろ遊んでみたいと思います。
つづく

メイン機材の故障

水曜日, 2月 4th, 2009

 。。。この大事な時期に、壊れるなよな!ぷんぷん。
 我がスタジオのメイン機材である、ピアノ鍵盤のほうのTRITONの電源が突如入らなくなりました。上に61鍵のTRITONがあり、そこの電源コードと差し替えても駄目。電源コネクタをこねくり廻してみると少し電源が入るが、すぐに切れてしまう。
 TRITONが世に出てすぐ、ピアノオプションボードの音に惹かれて入手してから10年。ライブで持ち出したのも数知れず。どこかおかしくなるのは仕方がないか。
 既にKORGの修理可能品リストからも削除されていましたが、駄目もとで修理に出すことにしました。
 。。。ひょっとしたら、直らないかもしれない。となると、次の買わなきゃ!というわけで、車で少し走ったところにあるKORGショールームに偵察に行ってきましたよ。お目当てはM3とM50。2台並んでいたので、比較をしたのですが。。。あれ、音色リストも含めて出てくる音が一緒。安いほうはチープな音が出るものと思っていましたが、よーくヘッドフォンで比較しても、私には違いが一切感じられませんでした。M3にはあってM50にはない機能がいろいろあるのは予習してきましたが、それにしてもこの出音の違いのなさって一体。。。寒くて耳が凍えていたのかな?とにかくTRITON ProXの後任は、デザインが私の好みではないですが、今日の所はM50-88にする、ということにしておきました。
 ショールームではお姉さんにM50のガムをいただきました!
0902_GAM.jpg
 TRITON ProX亡き後の我がスタジオ。なんだかさみしー。いちおう、ピアノオプションボードは61鍵に挿してあり、作業は何とか進められそうです。が、この鍵盤であのピアノの音は、気分出ないなぁ。
0902_TRITON.jpg
 ちなみに、TRITON ProXは修理可能との回答が来ました。よし、あと10年は引き倒そう!
つづく

我が青春のYAMAHA RX7

火曜日, 2月 3rd, 2009

 次の曲にとりかかっています。次はなんと、私が20歳の時に作曲したものです。バンドのレコーディングリハーサル用にガイドを作らなければならないのですが、おっとなんだか時間がないぞ。。。というわけで、その20歳の頃に打ち込んだものを利用することとしました。
 20年前の機材で、まだ手元に残しているものがあったのです!それが、これ。
0902_RX7.jpg
 左はYAMAHAのリズムマシンRX7、右はRolandのMIDIシーケンサーMC-50です。シーケンサーのほうは20年前は白くて大きいボディのMC-300というものを使用していました。こいつは2代目です。
 時代が時代なので、フロッピーディスクも2DDの規格です。よくもまぁ、まだ動くもんだと感心しました。当時はこいつらと、YAMAHA DX7sにいくつかMIDI音源、エフェクタはYAMAHA SPX90でやってたんだなぁ。。。とノスタル爺してしまいました。びっくりなのが、頭では忘れていても手が使い方を覚えていたこと。
 この作業を終えて、彼らとはお別れです。前出の真空管コンプの下取り品となりました。こんなの楽器屋は買ってくれるのか?と思いましたが、それぞれ1000円の値段がつきました。
つづく

KORG D3200のケース

火曜日, 11月 25th, 2008

 これだけD3200の持ち運びをするものですから、ちゃんとした運搬用ケースが欲しかったのです。これまでは、スーツを持ち運びするケースがなんとD3200に大きさがぴったりだったので、これに入れて運んでいましたが、クッション性が皆無とあって安心してブン回したり。。。(しませんが)
 ネットでいろんな方が紹介してくれていたではありませんか。私も買っちゃいましたよ。Gator G-MIXL 1622!

 軽いし、丈夫だし、ぴったりです!D3200のケースでお困りの方は、ぜひ!
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こまめにバックアップを!

土曜日, 11月 15th, 2008

BACKUP.jpg半日かけてMIX済み作品のバックアップをとりました。こまめにバックアップしておけば、こんなに時間もかからなかったのですが。HDDはいつ壊れるか分かりませんからね。それでデータがパーになったとなれば、私だけでなくバンドのメンバーにも悲しい思いをさせてしまいますもんね。皆様方も面倒がらずに、バックアップはこまめにとりましょう。

D3200の不具合??(後編)

土曜日, 10月 4th, 2008

 D3200がとんでしまいましたが、こういうときは見なかったことにして電源プチ。
 再度起動して、もういちどD1600のソングバックアップをD3200で読み込ませてみたところ、今度はシステムダウンも発生せず、うまく読み込むことができました。
 D1600からD3200にデータ移行する際、小節数の設定は移行されません。テンポ136、途中6/8と2/4拍子が挟まれたりしているところもD3200で打ち込んで、240小節目を確認してみたところ。。。

D32_ERR4.JPG


 。。。ずれていませんね。
 しかし、実際MIXを行うSONGは48KHZ/16bit、D1600からコンバートしたSONGは44KHZ/16bitということで、トラックコピーを行う際には周波数変換が行われます。ここからが確認の本命です。44KHZのSONGから48KHZのSONGにトラックをコピーして、240小節目を確認してみました。

D32_ERR5.JPG


 コピーしたトラックは31-32トラックです。いま240小節の頭にちょうどカーソルがあるので、確かにずれて右側にはみ出していますね。どれくらいずれているかというと。。。

D32_ERR6.JPG


 今度は波形のおしりにカーソルをあわせてみました。画面一番上の値を見ると、1拍を96分割したうちの12コマだけ後ろにずれてるじゃないですか!なるほど、ギターパートやブラスパートがだんだんもたってくるのも無理はありません。
 D3200には、ExpCmpTrk機能でトラックの再生時間を調節する機能があるので、また近いうちにこのずれたパートを修復したいと思います。
つづく

D3200の不具合??(前編)

金曜日, 10月 3rd, 2008

 先日アップした「OVERWORK」なのですが、なんかギターとブラスが全体的にもたっているような感じがするのです。演奏そのものが悪いのか?いやいやギターのあずみーから届いた元のデータはそんなことはないし、そもそもブラスはシーケンサーでタイミングはそろっているはず。何故だ???
 とにかく今回のMIXは、時間もないということでこのずれているパートの音が切れているところを探し、そこから後ろを波形を見ながら少し前にずらして何とかごまかしたが、これはちゃんと原因をつきとめたいところです。
 このギターとブラス両パートの共通するところは、あずみーの元データから最終MIX用のSONGにコピーしたこと。しかも、あずみーの元データは、その昔D1600で作ったものをD3200にコンバートしたものなので、何かここらへんに秘密があるに違いない。
 ということで、今日は天気もいいのに部屋にこもって確かめてみることにしました。
 まずはD1600を奥から引っ張り出してきて久々に電源ON!「OVERWORK」のデータをCD-RWにバックアップ。

D32_ERR1.JPG

 バックアップの前には、ずれが明確にわかるように240小節目以降のデータをぶっちり消しておきました。コンバート後もちゃんと240小節目で区切れが一致しているかどうか、一目瞭然となります。

D32_ERR3.JPG


 次に、先ほどバックアップしたCD-RWをD3200に読み込ませます。すると、あぁぁぁ。。。(@O@)/

D32_ERR2.JPG


 D3200の画面に–SYSTEM DOWN–の文字が!あぁぁぁぁ。。。
続く

あずみーの機材自慢

土曜日, 8月 30th, 2008

 さて、ドラムは録れたので次は各自パートの録音です。
 今回はDFWギターリストのあずみーから機材自慢も兼ねたレコーディング報告です。
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 Guitarの録音は島ちゃんに送られてきたD3200のデーターに重ねます。。

 Gutar本体はスタジオでも使っているsuhrROB JOHNSONモデルです。

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 まず歪み系ですがフロアー型tc.electronicsGsystemでコンプとEQをかけます。主な仕事は多くのエフェクタのLOOPです。LOOP1のSENDRITURNにてTONEBONEHOTBRITISHをかまして歪ませ、BOSSGT-5でアンプシュミレートをかけます。ノイズがすごいのでHUSHⅡでノイズフィルターをかけます。

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 outからEventideECLIPSでコーラス、リバーブ、ディレイをかけます。ここで注意としては曲にあわせてディレイタイムを合わせる事です。

 クリアー系はGsystemLOOP3からt.c.Gforceでコーラス・リバーブを掛けます。音は昔からハーフトーンのパキパキした音が好きですね。

 エフェクツの設定はまた次の機会に紹介します。

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 歪み系、クリアー計それぞれD3200の違ったチャンネルのL/Rで録音し、MIXの時にお好みで選択してもらいます。


 苦労しているのは、歪み系をアナログで使っているのでノイズが凄い状態になっている事です。HUSHⅡである程度取れますが、アースが悪いので人体アースをとっています。(写真参考)フォノプラグにテープで銅線を貼り付けそれを太ももに挟んで人体に落とします。気持ちジリジリノイズが取れます。しかし太ももがビリビリして痛いのが欠点です。(刺激を受けながら演ってる訳ね。)
 

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という事で機材自慢ですが、また詳細は紹介しますので宜しくです。

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。。。あー、あずみーまだSPX持ってるぅ。物保ちいいなぁ。これのゲートリバーブをドラムにかけるの好きなんだよなぁ。今度MIXで使わせてもらおうっと。
ノイズ対策大変そうです。。”太ももアース”、危ないのでよい子はくれぐれも真似しちゃ駄目ですよ。
つづく