社会人フュージョンバンド「DFW」も結成してもうすぐ10年になろうとしています。その間、オリジナル曲もけっこうやってきたことですし、バンドメンバのスキルアップも狙ってバンドレコーディングをやってみることにしました。
レコーディングと言えば、高校生で初めてシンセサイザーを手に入れた頃は、ラジカセ2台を使いカラオケミキシング機能を使って多重録音を楽しんだものです。大学生のころは4TrのカセットMTRを使って仲間とアルバム作りをしていました。どちらも、時間の制約があったりやり直しもきかない、ということで精一杯作り込めなかった反面、完成したものを聞くと何ともいえない満足感に浸れるものでした。当時の私にとってレコーディングは、非常にエキサイティングな音のプラモデルを作るような、バンド活動とは全く別な遊びでした。
社会人になり、前に所属していたバンドでライブを終えた次の週に、ライブのオリジナル5曲をスタジオ一発録りしたことがありました。8TrのカセットMTRを使い、セッティング/片付け含めて4時間しかありません。1曲の持ち時間は30分となり、もう黙々と4~5回/曲づつ演奏し続けましたね。後で気づくと半分のトラックはdbx(ノイズリダクション)をかけ忘れていたりで結構失敗しましたが、良い経験でした。バンドで録るというのは、十分な準備と高い体力と集中力がいるのです。
さて時代は21世紀になり、我々アマチュアミュージシャンにもハードディスクを使ったデジタル録音が手軽にできる時代になりました。しかも、完成品はWebで配信できるではありませんか!なんて時代だこんちくしょう。こんな時代のバンド録音なのですから、少しは時間をかけてでもきれいなものを作ってみようではありませんか!という思いでプロジェクトは始動したのです。
つづく
レコーディングしよう!
8月 15th, 2008始めます
8月 12th, 2008社会人フュージョンバンド「DFW」の活動記録始めます。主にレコーディングの作業記録をメモろうと思います。