てなわけで、ドラムのマイク9本録り、ベースの2ch録り成果の第一弾です。
特にドラムのタム回しは、ドラマーが片手にスティック2本で豪快に叩いています。あの豪快さで、さすがに曲通しては叩けないので、細切れで録音しましたが。。。ライブじゃ無理、か。
では、お聴きくださいまし。
http://musictrack.jp/musics/6868
つづく
「Festa」リベンジ
3月 21st, 2009ベースのライン+マイク録り
3月 20th, 2009ベースの増やんが、Webで記事を見つけたのでしょう。ベース録りでいつものライン+ベースアンプのマイクの2chをMIXするのをやってみたい!と言うものですから、今回はベース録りでリハーサルスタジオに入りました。
こんな感じのセッティングです。ドラム録りに比べればセッティングは楽です。
MTRとは近い距離で。
下のデータは、ライン、マイク、ライン+マイクと順に入っています。ライン録りのクリアな輪郭に、マイク録りの低音が効いた暖かな音を足す、という感じですね。これは試して正解だと思います。
BASSW_MT.mp3
つづく
マイク9本録りしたドラムの処理
3月 19th, 2009先日マイク9本で録音したドラムのデータです。さて、どう処理したら良いものやら。。。
問題点は2つ
・ノイズ処理。さすがにマイク9本も立てると静かな時にはちょっと気になります。
・D3200のインサートエフェクトは8chまで。9トラックだとインサートエフェクトが足りない。
まずノイズ処理ですが、BD,SD,TAMのオンマイクについては、ゲートエフェクトでターゲットの太鼓が鳴っているとき以外の音(ノイズと他の太鼓のかぶり)を消すことにしました。また、そのゲートエフェクトを通すついでに、オーバーヘッド+TAM×3+HHのトラックはステレオ2トラックに、SDの表裏も1トラックにまとめることにしました。
これでドラムはいつもの4トラックに!インサートエフェクトもこれまで通りの割り振りで使えます!さらに、ゲートを通した後にインサートのコンプをかけると、音が締まった感じがします。
下のデータは、これまで通りBD、SD、オーバーヘッド(ステレオ)でゲートをかけない場合、9トラックでゲートをかけた場合、と続けて入れました。耳で比較してみてください。
DRW___MT.mp3
つづく
機材の故障その2
3月 1st, 2009こういうことは続くものです。次は、長年愛用のメインミキサー。。。
Soundcraft SPILIT FOLIO LITE君です。出た当時は、安いミキサーはたくさんあれど、通した音のあきらかな違いに感動した記憶があります。あーこれが本物の音なんだ~って、勝手に満足。その当時使っていたRoland BX-600や、KAWAI MX8Rと本当に音が違っていて、こいつに通すだけで固めの芯が通った音になったんですって!
とにかく十数年にわたり大活躍していたのですが、最近Lチャンネルがたまにレベルが下がってざらざらとノイズが…。それも、どこのインプットに入れても、どこのアウトプットから出してもなってしまうのです。
さすがに、ここまで古いと修理も難しいかも。ということで、世代交代しました。本当はじっくりと各社試してみたかったのですが、作業に支障が出るので、とてもとても無難に。。。
YAMAHAさんの(機種名省略)。使ってみましたが、無難。このノイズのなさは、時代の進化なんでしょうか。とにかく作業はできますよ。この機材には、PCとの接続I/Fと、DAWソフトが付いています。今のプロジェクトでは”意地で”DAWは使いませんが、それが終わったらいろいろ遊んでみたいと思います。
つづく
ドラム録りマイク9本!
2月 12th, 2009 ドラムのレコーディングは今年初です。あけましておめでとうございます。
もう今回でドラム録りは4回目。毎回、新たな課題を設けてやってきましたが、今回はマイク9本でやろう、という試練を自分に科してみました。
前回バスドラに2つマイク使いましたが、ここは今回は1本で。ただし、しっかりミュートをして「バスッ」という音で録れるように、太鼓の中に毛布をしっかり押し込んでみました。
スネアは前回同様、表と裏に一本づつ。ただし、マイクは両方SM57、上下シンメトリックに配置です。下は鉄線からすこしずらした位置にポイントを当ててみました。
オーバートップはいつものRODE NT-5で。なるべく近くで大きく外側に向けてみようかと思いましたが、どうもスタンドさばきがへたくそでうまく出来ませんでした。
新たに付けたのが、TOM計3つにハイハット。TOMはパンで廻すと面白いかな、と興味半分。ハイハットは、これまでオーバートップで録っていましたが、どうしてもMIXで埋もれてしまうことがあり、他の音がかなりかぶるのは承知の上で、ぜひ試したいと思っていました。
セッティングは45分くらいかかりました。
MTRはいつものKORG D3200。マイクは9つなのにマイクプリは8つ、そこで新兵器KORG TP-2で2ch足しています。
もう何回もやっているせいか、手際も良く録音は順調に進み、何とか予定の3曲は録りきることができました。
9chのドラム音のMIX。。。それを考えただけで、ちょっと後悔しちゃったりしてます。うまくいきますか、こうご期待。
つづく
メイン機材の故障
2月 4th, 2009 。。。この大事な時期に、壊れるなよな!ぷんぷん。
我がスタジオのメイン機材である、ピアノ鍵盤のほうのTRITONの電源が突如入らなくなりました。上に61鍵のTRITONがあり、そこの電源コードと差し替えても駄目。電源コネクタをこねくり廻してみると少し電源が入るが、すぐに切れてしまう。
TRITONが世に出てすぐ、ピアノオプションボードの音に惹かれて入手してから10年。ライブで持ち出したのも数知れず。どこかおかしくなるのは仕方がないか。
既にKORGの修理可能品リストからも削除されていましたが、駄目もとで修理に出すことにしました。
。。。ひょっとしたら、直らないかもしれない。となると、次の買わなきゃ!というわけで、車で少し走ったところにあるKORGショールームに偵察に行ってきましたよ。お目当てはM3とM50。2台並んでいたので、比較をしたのですが。。。あれ、音色リストも含めて出てくる音が一緒。安いほうはチープな音が出るものと思っていましたが、よーくヘッドフォンで比較しても、私には違いが一切感じられませんでした。M3にはあってM50にはない機能がいろいろあるのは予習してきましたが、それにしてもこの出音の違いのなさって一体。。。寒くて耳が凍えていたのかな?とにかくTRITON ProXの後任は、デザインが私の好みではないですが、今日の所はM50-88にする、ということにしておきました。
ショールームではお姉さんにM50のガムをいただきました!
TRITON ProX亡き後の我がスタジオ。なんだかさみしー。いちおう、ピアノオプションボードは61鍵に挿してあり、作業は何とか進められそうです。が、この鍵盤であのピアノの音は、気分出ないなぁ。
ちなみに、TRITON ProXは修理可能との回答が来ました。よし、あと10年は引き倒そう!
つづく
我が青春のYAMAHA RX7
2月 3rd, 2009 次の曲にとりかかっています。次はなんと、私が20歳の時に作曲したものです。バンドのレコーディングリハーサル用にガイドを作らなければならないのですが、おっとなんだか時間がないぞ。。。というわけで、その20歳の頃に打ち込んだものを利用することとしました。
20年前の機材で、まだ手元に残しているものがあったのです!それが、これ。
左はYAMAHAのリズムマシンRX7、右はRolandのMIDIシーケンサーMC-50です。シーケンサーのほうは20年前は白くて大きいボディのMC-300というものを使用していました。こいつは2代目です。
時代が時代なので、フロッピーディスクも2DDの規格です。よくもまぁ、まだ動くもんだと感心しました。当時はこいつらと、YAMAHA DX7sにいくつかMIDI音源、エフェクタはYAMAHA SPX90でやってたんだなぁ。。。とノスタル爺してしまいました。びっくりなのが、頭では忘れていても手が使い方を覚えていたこと。
この作業を終えて、彼らとはお別れです。前出の真空管コンプの下取り品となりました。こんなの楽器屋は買ってくれるのか?と思いましたが、それぞれ1000円の値段がつきました。
つづく
モニターによる最後のチェック
2月 2nd, 2009 これが大事なのですよ。。。と、ものの本に書いてある通り、今までメインのモニタスピーカーとヘッドフォンでしかチェックしていなかったマスタリング時の最後のチェックを、新たにパソコンモニターと、iPODのイヤフォンでも確認することにしたのです。
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メインモニタスピーカーの上にある白いやつが、PC用のスピーカ。とはいえ、BOSEの低音が良く出るやつなので、意味がないかも。ただ、音は上と下で全然違います。それぞれで聴いてどちらでも良好になるような設定をしてみました。さらに、その白いやつにイヤフォンをつないでさらに確認。そこまでやってmp3に落としたものをPC内蔵スピーカーで聴くと。。。おぉ、聴きやすい。
既に公開済みの「Urban Scape」「Q.METALIA」で実践してみましたが、いかがでしょうか。
つづく
真空管プリアンプ
2月 1st, 2009 次に導入したのが、真空管プリアンプ。ピアノの音に通すと、低音がふくよかになり艶が出るとかなんとか。ドラム録りでもRODEのコンデンサマイクと相性が良く、艶やかになるとか。オーバーロードで音を汚すのも具合が良いとか。
去年の年末大掃除に、最近全然使わない楽器を処分、彼らを下取りにこの新兵器を導入することとしました。
やってきたのがこれです。KORG TP-2!
デザインがかっこいい!青い照明が渋い!使い方が簡単そう!本当にこいつを通すだけで、音が変わるのか?試してみましたが。。。確かに艶っぽくなった、かなぁ。。。
既に公開済みの「Urban Scape」や「Q.METALIA」であらゆる音に通してみましたが。。。もうちょっと試行錯誤してみます。
ところで、TP-2には、デジタルアウトが付いており、これも試してみました。が、ちょっとピアノでガツンと弾くと、「ミィ」というノイズが入ってしまいます。デジタルアウトでしか出ない現象です。ただ、デジタルアウトは出力フェーダーが使えなくなり、上記の汚れ系などの技が使えなくなるので、私の環境では使うことはないでしょう。
つづく
ベースの録音について
1月 25th, 2009 これまでは、ベースは楽器から何も通さず直接MTRのHiインピーダンスインプットに入れて録音しておりましたが、どうもこれでは低音ばかり録音されて、中音域以降が録音されません。どんだけEQで補正しても、他のパートとMIXした際に、「ベースが聞こえねぇ」とメンバーからも苦情が。。。出ていない音域はいくらEQで上げても何も出てこない、ということです。
そこで、インターネットでいろいろ探してみたところ、ベース専用のダイレクトボックスが良いらしい、と多くの方のblogで出てくるので、ベーシストに勧めてみたところ、彼は買ってくれました。
EBS社のMICROBASSⅡです!
http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=297%5EMICROBASSII%5E%5E
彼が大好きなマーカスミラー氏ご愛用とのことらしい。早速試してみましたが、ミドルが出てくるわ出てくるわで、輪郭も良く出ており、最高です。これで、もうMIXでベースが聞こえねぇ、ということにはならないかと。既に公開済みの「Urban Scape」でご確認ください!
つづく