つぎに、スネア録りです。スネアは、表と裏にそれぞれマイクを当てる、というのが定石になっているようで、先日購入したSURE SM57の添付マニュアルにもそうするように書いてありました(英語で)。
てなわけで、私も実践してみましたぜ。表はスタジオのレコーディングマイクレンタルセットに3本も入っているゼンハイザー社のMD421MK2を、裏は持ち込みのSM57を、それぞれ同じ角度になるようにセッティング~!
録音したものを聴いてみましょう。最初は表面のみ、次に裏面のみ、最後に両方のMIXが継ぎ目なく流れます。
裏はスナッピーをしっかり拾っています。MIXの音は、あーこれこそその昔レコードで聴いたスネアの音です!次からはもうスネアのヒラメ貼り?外せませんね。
ところで、こういうセッティングにする場合は、位相を気にしなければなりません。音は波ですから、プラスとマイナスがぶつかると打ち消し合っちゃいます。D3200では、EQのページに位相設定のタグがあるのでそこでスネア裏面マイクの位相を逆(Reverse)にするだす。
4トラック目がスネアの裏面です。
ついでに、この位相を合わせないとどういうことになるか?試してみました。前半が位相をあわせていないパターン、後半が位相を合わせたパターンです。
位相を合わせないと、なんか芯がない音になったの、わかりましたか?
つづく