このネタもTAM,HH,SD,トップと続いたので、残りはBDですね。
AUDIO TECHNICAのATM25を穴の中に突っ込み、奥の皮に近いところを狙っています。今回はロックドラムのセッティングということなので、アタックを強めるためにそうしています。BDの中に入れるのは、たいていダイナミックマイクです。コンデンサマイクは中に入れると痛みが早いので、まず使わないとのこと。ただし、外の皮をオフで狙う場合はコンデンサマイクを使うことがありますが、それでも痛みが早いので、BD専用(痛んでもあきらめがつく)ものを用意されるそうです。
特にBDは、チューニングミュートなどで余韻をコントロールすることが重要。曲調にもよりますが、タイトで音数の多いBDの場合に、「ボーン」なんて余韻が長いとうるさくなってしまいますからね。今回はヘッドにガムテープをべたべた貼って余韻を押さえていました。BD、TAMのように音程が付いた音は、長く残ると他の楽器との不協和音が長く続く恐れがあるので、注意が必要です。
つづく