Sunday, December 22, 2024 18:48

アコギのバッキング処理

今回は、公開されたばかりの「GIPCY」で使った小技を一つ。
途中ピアノソロの部分はギターのカッティングが入るのですが、ピアノを中央で深いリバーブをかけるとなると、カッティングギターは真ん中に邪魔にならないように音を広げたくなりますよね。その場合はコーラスエフェクターかけたりするのも良いのですが、今回は”左右の音のタイミングをずらす”という技を使ってみました。
あずみーから送られてきたカッティングギターのソースは、もともとステレオで軽いリバーブかなんかがかけてあるようでした。この左側トラックのみInsert機能を使って少し遅れて音が出るようにします。

GIP_01.jpg


実験してみましたが、今回の場合は1拍を96分割したうちの3つだけずらすと、いい感じになりました。また例のごとく、かける前とかけた後で聞き比べてみてください。
GIPCY_ACG.mp3
結構聴き心地がよいです。
で、本編ですが、ピアノの深いリバーブとなると、シンセパッドをかませたくなってしまい、音像がギターカッティングとかぶってしまってせっかくの聴き心地の良さがあまりわからなくなってしまいました。また機会をつくって、ギターカッティングとかぶらないシンセパッドを研究してみます。
つづく

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