Sunday, December 22, 2024 13:51

「OVERWORK」のMIXリベンジ!その1

もう、リベンジ版はアップしちゃいましたが、記録としては残しておこうと思います。
そう、メンバーそろってお気に入りの「OVERWORK」でしたが、前にもお伝えした通り機材側の問題により、44khzモードで録音したギターパートを48khzモードにコンバートした際に尺がずれてしまい、どうもしっくりこないMIXになってしまったのです。機材側の問題については、KORGさんにお伝えしたところ、ロジック的にあり得る現象だそうで(つまり、仕様ということ)、回避策としては、もう一台MTRあるんだから、44khzのギターデータはD1600でアナログ信号にしてから、D3200で48khz録音しなおしなさい、ということでした。なるほど!でも面倒くさいな。しか~し、手間を惜しんでいてはいい作品は残せない!ということでやってみることにしました。

 

まずは、D3200で44khzで録音されたアズミーのギターパートデータを、D1600に移行します。これは、D3200側でCD-RWに該当トラックをWAVファイルに落とし、D1600で読み込む方法をとりました。結構簡単に移行できますね^^
次に、D1600とD3200を同期させなければなりません。D1600側のマニュアルを読むと、片方をMMCマスタでMMCモードはTransmit、もう片方をMMCスレーブでMMCモードをReceive、MIDIケーブルはマスタ→スレーブに一本引く、と書いてあるので試してみたところ、なんとD3200側がどうやっても、MMCマスタ & MMCモード Receive または MMCスレーブ & MMCモードTransmitの組み合わせにしか設定できないのです。がーん。
で、D3200側のマニュアルを見ると、こちらにはMIDIケーブルを相互に接続し、MMCマスタ & MMCモード ReceiveとMMCスレーブ & MMCモードTransmitにそれぞれ設定する、と書かれているではありませんか。D1600側はこの設定も可能だったので、これをためしてみました。
D3200側設定
081119_D32MMC.jpg
D1600側設定
081119_D16MTC1.jpg 081119_D16MTC1.jpg
両方が接続されている、の図
081119_MID3.jpg
MIDIケーブルは2本。その昔、MIDI機材を積み上げてTM Networkのコピーバンドやっていなかったら、きっといまここにはMIDIケーブルなんか2本もなかったかもなー(^^)
081119_MID1.jpg 081119_MID2.jpg
同期、やってみました。D3200の小節数を動かすと、それに併せてD1600の小節数も動く!面白いです。D3200の再生ボタンを押すと、2小節くらいはふにゃふにゃしますがそれ以降はかっちりD1600側も再生が始まります!
準備ができたので、2トラックづつ取り込みを開始。途中の小節からでも録音できるので、作業はスムーズにストレスなく行うことができました。よしよし。
さて次は、ドラムトラックの見直しです。
つづく

Leave a Reply